老人ホームや介護施設の種類やそれぞれの特徴を知ろう!

最終更新日 2024年11月18日 by wissma

この記事は以下のような人におすすめです

・老人ホームや介護施設の種類を知りたい
・両親が高齢のため介護施設に入居予定である
・父親が脳梗塞になって入居施設を探している

高齢化社会に突入している日本では、老人ホームや介護施設などの需要が年々高くなっていてさらに高齢者が増えると考えられる時代になると各施設の数だけではキャパ不足になるのではないか、このように考えることもできるのではないでしょうか。
高齢者の中には自立した生活を送ることができる人と介護が必要な人が存在しているわけですが、要介護者などに最適化されている施設には公的機関による特別養護施設や介護老人保健施設、介護療養病棟や介護医療院などの種類があり、民間の施設には介護付きや住宅型などの有料施設でもある有料老人ホームが存在します。

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貸切バスにはいろいろな種類があります

介護の名がついている施設の場合

介護の名がついている施設の場合は、介護認定を受けている人だけが使えるなどの特徴を持つのですが、自宅で一人暮らしをしていると心配になるなどの理由から介護認定を受けてないお年寄りが入居することができるのがケアハウスやサービス付き高齢者向け住宅などになります。
ケアハウスは公的施設で、サービス付き高齢者向け住宅は民間施設になるのですが、他にもシニア向け分譲マンションや健康型の有料老人ホームなどの種類も民間施設の中には存在しているようです。

運営母体や目的、入居条件などで様々な種類がある

これらの施設は、運営母体や目的、入居条件などで様々な種類があるので両親が年老いてこのような施設を利用してお世話して貰いたいときなど分からない人も多いといえましょう。
仮に、介護認定を受けている場合にはケアヘルパーさんなどに相談することで色々な施設の紹介や特徴などを教えて貰うことができるけれども自立しているシニアなどの場合は、専門家と相談する機会もないので分からないケースは多いわけです。
ただ、これらの施設は大きく分けると介護保険施設と呼ぶ社会福祉法人や医療法人などが運営母体になる公的な施設と民間の会社が運営を行っている民間施設があります。
役割に応じて細かく分かれているので、それぞれの違いを一つずつ確認しておけば良いのです。

原則要介護度が3以上から入居できる特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームは、公的施設の一つで原則要介護度が3以上から入居することができるようになっています。
主に、入浴や食事などの日常生活での介助を受けて生活を送ることができるもので、月額料金としては10万円~15万円などの金額になるけれども、地域により入居待ちになるエリアも少なくありません。
要介護度は、介護認定審査の過程でもある訪問調査や主治医意見書などの情報を基に専門家が審査会を経て決定されるもので、当該被保険者の現時点での介護サービスの必要量の度合いを意味するものです。

要介護度について

要介護度は大きく分類すると3段階で、細かく分類すると8段階になるといいます。
審査を受けたお年寄りが、介護保険によるサービスがまだ必要ないとなったときには非該当になり、介護保険サービスの利用はできません。
ただ、今後の予防を目的にした地域支援事業を使うことができるので住まいの住所を管轄している役所の高齢福祉担当などに相談されると良いでしょう。

審査結果が2になったときには要支援の判定になるのですが、判定の基準には今後の予防の目的や軽度かつ少量の介護サービスが必要と判断できるなどが挙げられます。
要支援の認定には、度合いに応じて要支援1と2の2段階での判定基準が設けられていて、要支援1より要支援2の方が必要サービス量が多いことを意味します。
審査結果が3になったときには要介護認定になるのですが、体の衰弱が激しい人や認知症などの進行が見受けられるときなどは要介護認定になるようです。
さらに、要介護認定には度合いにより1から5までの5段階に分かれているのが特徴で、数値が大きくなるほど介護サービスの必要性が高まります。

介護老人保健施設とは

特別養護老人ホームの場合は、原則要介護度3以上からの入居になるので、要支援や非該当などのお年よりは入居することができませんし、要介護度1や2などの場合も同じことがいえるわけです。
介護老人保健施設も公的施設に含まれるものですが、ここは病院から退院したけれども直ぐに自宅では生活が困難な人が入居して在宅復帰を目指す目的で利用する場所です。
入居期間は3か月から半年程度などになっていて、期限も状態などにより変わります。

介護療養型医療施設に公的施設の一つで、医師および看護師など医療従事者が常駐していて、急性の疾患からの回復期になる寝たきりのお年寄りに対し医療ケアおよびリハビリなどを提供する場所です。
回帰したときには退去になるのですが、この後は介護医療院や介護老人保健施設などに移る形になるようです。

グループホームは65歳以上で要支援度が2以上の認知症を持つ人が入居可能

グループホームも老人ホームの一つになるのですが、グループホームは65歳以上で要支援度が2以上の認知症を持つ人が入居できる施設です。
専門的なケアはもちろん家庭的な雰囲気の中で他のお年よりやサポートスタッフさんなどと共同生活ができるメリットがありますが、基本的には対象になる市区町村の人のみが入居できるなどの制限が設けてあります。

まとめ

このように、それぞれの状態に応じて入居できる施設やサービスが変わる、このようなことも覚えておくと役立ちますよね。